【好奇心を天職に変える】 空想教室
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『将来何の仕事をしたい??』
幼稚園の頃にみんなで考えて、壁に貼っていたのを思い出しました。
その頃の『夢』を僕は今、半分は叶えたのですが…。今思うとなかなか現実的な夢でしたね。
余談ですが…タイトルの『天職』と入力しようとしたのに変換候補に『転職』関係がずらーっと並ぶの見て、なんだか悲しくなりました。
読んだ本
好奇心を“天職"に変える空想教室
著者:植松 努
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本の概要
涙が出てきて止まらない。いま日本中を熱狂させている「人生最高の感動スピーチ」が一冊の本に。
未経験、コネなし、援助なし、20人にも満たない町工場から、自家製のロケットを打ち上げるという経験から見つけた、"どんな夢でも実現させてしまう方法"。
誰もが信じて疑わなかった常識を、「工夫」によって次々と塗り替えていく著者の生き様に、誰もが胸をときめかせ、忘れかけていた夢を思い出すだろう。Amazonから引用
感想と独り言
まず…タイトルにひかれ購入したのですが、大当りでした。
簡単な言葉で(おそらく子どもたちにも分かりやすいように)書いてあるので、難しく考えることなく読むことができました。
読みながら下書きしていたのですが、気にいったワードが多すぎて大変なことになってしまったので厳選してピックアップしていきます。
『夢』という言葉について
『夢』の意味を辞書で引いた話なのですが日本では夢を
『夢とは…はかないもの。叶わないもの。』と定義しています。
しかしアメリカでは
『夢は願い、強く努力すれば実現できるもの。』と定義されている。
酷い違いですが、とても納得できる内容です。
そもそも夢とは今できないことを、追いかけることなのに日本の教育では現実味のある夢じゃないと受け入れられない…。
これは僕も前々から思っていたことなので共感できました。
『自分にはどうせ無理だから』
近年、頑張れない人が増えている原因がこの言葉『自分にはどうせ無理だから』だと筆者は書いています。
たしかに学歴や経験は大切です。実際に、会社に入る時もまず一定以上の学歴がないと書類で落ちてしまいますしね。
変えることのできない『過去』である、これまでの人生を否定され、これから頑張ることさえもできなくなる…。
大切なのは今までどうだったかよりもこれからどうなるか…のはずなのに矛盾している感じがしますね。
『楽をすると無能になる』
能力は失敗するか成功するかの経験によって身につく…たしかにそうですね。
僕たちは子どものころから様々な成功と失敗を繰り返して大人になってきました。
子どもの頃は失敗するのが当たり前で、失敗しても周りから怒られることはほとんどありませんでした。
しかし大人になった今では失敗というのは絶対にしてはいけないもののようにされています。でも失敗をしないと成長もできません。
さらにいうと失敗を恐れてなにもしない…みたいになったらそれこそ最悪ですね。
大人になっても色々な『できないこと』に挑戦する。これが自分の能力を生かす道なのだと学びました。
まとめ
筆者の植松 努さん、ご自身も俗に言う『変わり者』であると思います。
しかし、よく考えてみると…。その『変わり者』という基準自体が間違っているのかもしれないですね。
学校の教育からはみ出したらだめなのか??
自分の本当にやりたいことをするだけではだめなのか??
僕がずっと気になっていた点にも触れており、得られるものが多くとてもよい作品でした。
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