【噓はいつだって真実より魅力的】コンフィデンスマンJP ロマンス編
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ネタバレ注意
『コンフィデンスマン(confidence man)』とは??
confidenceは信用や信頼
manは男
このままだと、信用できる男…のようになってしまいますが、逆の意味で信用を得ることで騙す、詐欺師としての意味で使われています。
Wikipediaでは作中のコンフィデンスマンについて
様々な手口を使い、悪徳な方法で大金を稼ぐ者から巨額を騙し取る詐欺師たち。
ただし決してただの悪党や犯罪者ではなく、ターゲットは弱者に不利益をもたらす悪徳商法のほか反社会的組織の人間と結託した違法行為などで巨額の富を築いたトップがほとんどであり、基本的に一般人には手を出さない。
また騙したターゲットに潰された店などに手に入れたお金を寄付するなど義賊的な一面も持つ。
Wikipediaより引用
と書いています。
観た映画
コンフィデンスマンJP-ロマンス編-
監督:田中 亮
脚本:古沢良太(リーガルハイシリーズや探偵はBARにいるなどで有名な方です。)
映画の概要
華麗に大胆に悪人を騙し続ける百戦錬磨のコンフィデンスマン(=信用詐欺師)、ダー子、ボクちゃん、リチャード、そして五十嵐。
次なるオサカナ(=ターゲット)は、香港マフィアの女帝で、その冷酷さから<氷姫>という異名を持つラン・リウ。彼女が持つと言われている伝説のパープルダイヤを狙って、一行は香港へ。
ランに取り入ろうと様々な策を講じるが、なかなかエサに食いつかず苦戦する。
そんな中、天才詐欺師ジェシーが現れ、同じくランを狙っていることがわかる。そして、以前ダー子たちに騙され恨みを持つ日本のヤクザ・赤星の影もちらつき始め、事態は予測不可能な展開に。
騙し騙されの三つ巴の戦いを制するのは誰なのか!? 史上最大のコンゲームが始まる!!
東宝ウェブサイトより引用
感想と独り言
フジテレビの月9枠で放送されていたコンフィデンスマンJPの映画バージョンです。
僕はドラマ版が好きで全話欠かさず観ていました。
正直言って、ドラマを観るまで主演の長澤まさみさんや東出昌大さんはそこまで好きではなかったのですが、このドラマを観てから印象がガラリと変わりました。
リチャード役の小日向文世さんは良いキャラすぎてはまりすぎです。
因みに僕の推しキャラは五十嵐役を務める小手信也さんです。笑
ドラマで登場した(騙された人たち)も多数登場していて、ドラマからの繋がりが多く感じられ、ファンには満足のいく映画だったのではないでしょうか。
僕自身、観て最初の感想は
『すごい!!!』
の一言でした。(勿論良い意味でですよ。)
この作品の凄いところは、各所に大量にちりばめられている違和感…『伏線』の回収。
すべてをしっかりと、見事に回収することで得られる爽快感はなかなか他にないと思います。
勿論、ドラマを全て観ているので
『あ、ここは嘘だな…きっとこれは…』
みたいに考えながら観ているのですが、それでも後から流れるネタバレ映像には毎回毎回舌を巻きます。笑
ストーリーも勿論良いのですが、騙し終わったあとに流される
『実はこの時はこうだったんだよ…』
みたいに流される映像がこの作品、一番の見せ場だと思います。
今回は映画バージョンということもあり、何から何まで大掛かりだったのですが、なかでもやはり重要な役を務めた竹内結子さん、そして江口洋介さんの演技力の素晴らしさを特に感じました。
観て欲しいのでこれ以上のネタバレは書かないのですが、ドラマを観たことがない人も観たことがある人も…絶対に楽しめる作品になっています。
是非是非『海鮮丼大盛り!!』をその目で観て、感動してください。