【クヨクヨ、イライラ、すっきり解消!】 感情的にならない気持の整理術
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突然ですが年が変わったときって、何かしら今年の目標をたてますよね。
僕は目標を2つたてました。
それはまず
『なるべく怒らない。』
それと
『なるべく新しいことに挑戦する。』
この二つです。
今回は、怒らない…に関連した話なのですが、そもそも僕は特段怒りっぽい性格でも無いのです。
ただ、自分の納得いかないことに関しては必要以上に気になってしまう性格なので…。
外出すると何かしらのストレスを感じることが多いです。
先日SNSで、『ストレスを感じるのは相手に期待しているから』といった文章を見ました。
確かにそれはそうなのですが、そもそも『相手に対しての期待』というのはどこからが期待でどこからが『人としての義務』なのか…。
例えば人の迷惑を考えられない人にストレスを感じるのは怒り…というよりは呆れに近い感情だと思います。
しかし、そのことについて人に話したり、同意を求めようとするとそれは『愚痴』になってしまうのでしょうか。
他人がたくさんいる環境で全くストレスを感じないで生活することはなかなか難しいですね…。
読んだ本
感情的にならない気持の整理術
著者:和田秀樹
本の概要
本書は「実は自分も感情的になりやすい」と語る精神科医・和田秀樹さんが、自分自身でも実践して効果があった考え方をまとめたものです。
「感情的になってしまう理由」から「感情整理のコツ」「感情的になった時の対処法」「毎日ごきげんに過ごす方法」まで、著者の「心のコントロール術」のすべてがわかります。手軽に実践できる「気持ちの整理術」もたくさん紹介されているので、自分に合ったものから、今日すぐ実践できます。
まずは読み始めてください。気持ちが上向きになっていくことが感じられるはずです。Amazonより引用
まとめ(と独り言。)
今回の本の著者でもある、和田秀樹さんの本には前回もお世話になっております。
前回、和田秀樹さんの本を読んだ時のことを思い出し、『おわりに』を先に読みました。
今回の本にも『おわりに』にはとても大切なことが書いてありました。
本書を絶対のマニュアルというより、感情のコントロールをつかむためのヒント集として活用して欲しいです。
つまりこの本はあくまでも、筆者が実践して効果があったものをまとめた本なので、全ての人に当てはまるわけではない…ということです。
これを念頭に置いて、読み進めることで、すっきりと読むことができました。
中でも自分が気になった点をまとめていこうと思います。
まず、第一章 心と脳のメカニズム 10の基本の項目の一つ。
『答えは一つだと思うから不機嫌になる』
この言葉…お恥ずかしい話ですが僕も年を重ねるごとに『自分が正しい』という思いが強くなっている気がします。
仲の良い人と接する時などは、相手の性格などが分かっていることもあり自分の考えを他人に押し付けるようなことはしませんが、知らない人が相手だとなかなかそうもいきません。
『答え』は人それぞれ…もう一度自分に言い聞かせなければなりませんね。
次に気になった点は、第二章 感情的にならない考え方 の項目の一つ。
『まずは自分の性格の偏りに気付く』
答えは複数ある…と似通った話かもしれませんが…。
確かに人によって許容範囲って様々ですよね。
僕はよく「普通だったら…」と言ってしまうので…。
自分の当たり前は他人の当たり前ではない。これを念頭に置いて生活してみようと思います。
最後に、第三章 ストレスを増やす行動・考え方 の項目の一つ。
『マイナス感情をすぐに口に出すのをやめる』
これ、すごくやってしまいがちです。
特に何か納得のいかないことがあったりすると、自分の心を整理したいのか、ただ話したいだけか分かりませんがすぐ誰かに話したくなるんですよね。
人の悪い部分とか、汚い部分ってすごく目立つので、自分に直接関係ないのは分かっていてもどうしても気になってしまう…。僕の悪い癖です。
自分で愚痴ってるつもりはなくても、相手からしたら愚痴に聞こえてしまうと思うので気を付けなければいけませんね。
良い意味で他人に興味を持たなければストレスも減るのでしょうけど、自分の癖や習慣から抜け出すのは難しいし、たぶん無理だと思います。
そのため、他人に興味を持ちつつ…それでいてストレスにならない、そんな素敵な方法を探している僕のような人にはまさしく『ヒント』を与えてくれる良い本だと思いました。
勿論、これを読んだから全部解決!!
とまではいきませんが、すこし自分の考え方に影響を与えてくれました。
関連作品
【文庫】 「バカの人」相手に感情的にならない本 (文芸社文庫)
年代別 医学的に正しい生き方 人生の未来予測図 (講談社現代新書)